ニュースにならない家の事故

意外に知られていない事ですが、家庭内事故死者数は年々増加し続け、平成15年には交通事故死者数を超え、今では毎年倍近くの方が家の中で無くなっており、大きな社会問題となっています。

特に北国・岩手では、その引き金となる原因のトップに各部屋どうしの温度差があげられます。
冬期、暖房された居間などから暖房されていない廊下に出ると、生体反応として体温を一定に保つために血管が収縮し、血圧が急激に上昇するヒートショックと呼ばれる現象が起きます。
特にトイレや浴室では衣服を脱ぐため特に危険で、血圧が130mmHg程度の健康な人でも160mmHg位になります。
高齢者で180mmHg位ある方では、一気に210mmHgの危険な水準まで上がってしまいます。
これにより心臓病や脳疾患等でダメージを受けるのです。
交通事故はニュースで取り上げられますが、家の中での事故はニュースに取り上げられることもなく、この事実を知らないまま、多くの方が犠牲になっているという現実が有ります。

これを解決するために施主様には、 「全館暖房住宅」 をお勧めしています。

事実、気温と死亡率の関係において 「全館暖房住宅」の先進地域である
北海道では、岩手より厳しい冬期の環境に在りながら、岩手より低い死亡率となっています。

気温と死亡率の関係

そして、24時間全館暖房する方が、夜暖房を止めて運転するよりも燃費が向上することも意外に知られていない事実なのです。

当社では、少しでも多くの方にこの事実を知って頂き、家の改善により被害が少なく出来れば、と思っております。

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