世の中、そこに行ってみなければわからないことがある
「世の中、そこに行ってみなければわからないことがある」
ここでは旅先や身近なところで撮った写真を掲載します。
写真は好きでよく撮るのですが技術的にはなんとも(汗)なのですが・・・ どうか優しい気持ちでごらんになってください。
下の写真は昔ロンドンへ貧乏旅行したときハロッズ前で撮りました。
いわゆるジプシーと言われている少年です。
ジプシーとはどうも差別用語にあたるらしく、現在はロマ族と言うようです。
今でもヨーロッパの各地でよく見受けますが問題行動も多々あるようです。が、ハロッズという高級百貨店に入るのに、ラフな格好にザックを背負っていて、 入口に居たガードマンにあまり丁寧とは言い難い注意を受けた私にとって、この子の方がよほど親近感わきました。。。 なかなかいい顔してるでしょ(笑)
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場所は変わって下の写真はベトナムの首都ハノイにあるホーチミン廟での一枚。
実はこのショット、小心者の私としてはちょっとヒヤヒヤしながら撮ったものです。
このホーチミン廟、ハノイ観光では必ず行くような場所で、 ベトナムの民族的英雄ホーチミン主席の遺体がガラスケースに入った状態で安置されていて、常に兵士が24時間体制で警備しています。
中国で言う天安門広場のような場所ですね。
中を歩いていると、下の写真のように柵の向こうで射撃訓練をしていました。
(射撃訓練といってもモチロン実弾撃ったりしてませんが)
そこに現れたのがこの女の子と祖母と見られる女性、可愛いなぁと思いカメラを向けていたら女の子はチョロチョロ歩き回り、バリケードの脇を通り抜け、中に入ってしまった。
おばあちゃんも後を追いかけて中へ入り、私も調子に乗って中へ・・・・・ちょっと(汗)
結果は写真の通り、休憩中の兵士が笑いながら眺めるという意外な結果となり一安心。
右奥では一人の兵士が銃を構えて上官の指導を受けているようですが、思ったような緊張感はありませんでした。
ただこの時ふと周りを見回すと、銃を持った兵隊さんだらけの中に居ることに気づき、そそくさと退散(大汗)
単純な僕はちょっぴり沢田教一や一ノ瀬泰造気分を味わったのでした・・・・だいぶ違うか(笑)
ドイモイ政策を推し進め、今ではすっかり観光地化したベトナム、その同じベトナムでも、この時行ったハノイと以前行ったホーチミン市(旧サイゴン)とでは趣がだいぶ違いました。
ホーチミンでは街のあちこちで枯葉作戦の犠牲者や戦争で手足を無くした方の物乞いが結構多く、いたたまれない気持ちになったものです。
写真は今から10数年前に行った時のホーチミン市街
一応、横断歩道なんかあったりもしますが誰も止まってはくれません。
ゆっくり歩いて横断すると、車もバイクもスルスルと上手く避けてくれて渡れます。
でもさすがに最初は勇気がいりました。。。。
今はだいぶ変わったとは思いますが。
いずれにせよ予想外な微笑ましい出来事でした。